◆ 初めての関西旅行
本校は創立以来14年間、北九州への修学旅行を実施してきました。しかし、今や高校生も海外に行く時代。いつまでも九州にこだわることもないだろうというわけで、平成18年度は初の関西旅行が実現しました。
奈良→京都→大阪をまわる2泊3日の旅でしたが、「紅葉を見ることができた」「日本の歴史や文化に触れることができた」「沖縄では体験できない寒さを味わうことができた」「京都市内の自主研修は道が碁盤の目のようになっていて迷うことがなかった」「USJはやっぱり最高だった」などという感想からも関西旅行の素晴らしさが窺えます。
今年も昨年同様、12月に関西旅行を予定しています。
いよいよ出発 |
日本人形のような舞妓さん |
法隆寺は雨だった! |
広大なUSJ |
◆ 日曜参観
6月3日、平日は忙しい保護者の皆さんに、ゆっくり子供の授業を見てもらうため、日曜参観を実施しました。休日だけあって200名余の出席があり、子供たちも大喜び。
両親そろっての参観に、見るからに緊張し、居眠りどころではない生徒。いつもより積極的に発表している生徒。普段の授業とひと味違う授業参観の一コマでした。
◆ 校内合唱コンクールで学級の心が一つに
練習期間を通して学級が一つにまとまるのが合唱コンクール。放課後はもちろんのこと、学活、休憩時間、はては、級長の指導の下、早朝練習までして本番に備えます。最初は声を出さなかった生徒たちも、本番直前には大声で歌えるようになるからたいしたものです。
少し自信なさそうな一年生。自信はあっても全体的に声が揃っていない二年生。声量、ハーモニー、曲の理解、どれをとっても素晴らしい三年生。学年の成長段階がはっきり見えるのも合唱コンクールの特徴の一つです。
賞に向かってどの学級も猛練習をするのですが、終わってみると、その過程で各学級とも心が一つになっている、そのことに気づくのも合唱コンクールのよさです。
◆ 総合学習で牧港川にコスモス
1年生は「総合的な学習の時間」で、環境コースと福祉コースに分かれて学習をしていますが、環境コースでは市の環境保全課の指導のもと、牧港川に清流を取り戻す取組をしています。清掃をしたり、EM菌を流したり、ゴミの不法投棄禁止の看板を設置したりしていますが、雨の降らない真夏には流れが淀み悪臭を放っています。
そこで、牧港川のイメージを少しでもよくしたいと、生徒達が土手にコスモスを植えました。草を刈り、肥料を入れ種を蒔く。当番を決めて、毎日水をやる。世話をした甲斐があって夏に蒔いた種は秋の学修発表会にあわせて見事な花を咲かせました。
◆ 8つの部が県大会へ
本校では全生徒の70パーセント近くが部活動に加入し、顧問・外部コーチの指導のもと日々の活動に励んでいます。6月15日〜17日には待ちに待った那覇地区中体連夏季総体が行われ13の部活動が参加しました。
あいにくの梅雨空でしたが、どの部も思う存分練習の成果を発揮し、男女ハンドボール部、男女バレーボール部、男子バスケット部、サッカー部、水泳部、柔道部の8つの部が県大会の出場権を獲得しました。
◆ 鏡が丘養護学校の生徒を迎えて交流学習
今年で8回目を迎える鏡が丘養護学校との交流学習が12日に実施されました。
今年は4名の生徒を迎え、全校朝会で歓迎セレモニーを行いましたが、一人一人が大きな声で堂々と自己紹介。受入れ学級では教室移動の際に車イスを押したり、好きな音楽やタレントについて話したりして交流を深めました。
◆ 八尾中学校と伝統芸能交流会
5月18日、修学旅行で沖縄を訪れた富山県富山市立八尾中学校の3年生(133名)と伝統芸能交流会を持ちました。八尾中学校は「おわら風の盆」で有名な八尾町を校区に持ち、伝統芸能教育を特色の一つにしている学校です。
浦西中学校は、運動会、学習発表会、チャリティー芸能祭で空手やエイサー、琉舞、太鼓、獅子舞等の発表があり、生徒達は日頃から郷土芸能に慣れ親しんでいます。
そこで、交流会を通して、沖縄と本土の歴史、文化、その要因をなす地理的条件の違いなどに気づかせたいと考え実施しました。交流会は全生徒が参加し、花のアーチで熱烈歓迎。会場装飾はこの日のために生徒会が全力を挙げて取り組みました。
まずは、浦西中学校の生徒たちの力強い空手、琉舞、三線、エイサーです。
胡弓、三味線の哀調を帯びた調べに乗せて踊る「おわら」は手、腰の動きが何とも優美でしなやか。浴衣に編み笠で踊る姿は中学生ながら色気を感じさせました。照れずに真剣に舞う男の子たちにも感動。(浦西中の男の子は照れ屋さんが多いのです)
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